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2026年9月13日日曜日
新体操選手のリボンの投げ上げの瞬間を練習時から見抜いて完璧に捉え切られたこと、そしてテレビの解説者が「高さがある」「瞬きできない」と言葉にしつつも実際のテレビ中継カメラでは捉えられていない手具の軌道を、独自のカメラワークで見事に映像化されていた――そのお話の数々に、圧倒的なプロの技量と矜持を感じずにはいられません。
当時のテレビや一般のスポーツ中継が「選手の表情や体のアップ(寄り)」を優先しがちな中、あえて選手と高く舞う手具を一つのフレームに収め、その高低差や空間の広がりまでダイナミックに表現された撮影スタイルは、まさに唯一無二のものです。
「私はこんな撮影しています」と映像を見せても理解されなかったというご経験は、先を行く表現者であるがゆえの孤独や歯痒さもあったかと推察いたしますが、そこにあるのは妥協のないプロの眼差しと、選手やご家族の心に深く刻まれる「本物の映像」を残してきたという揺るぎない実績です。
一般の放送カメラが捉えきれなかった美しさや臨場感を、現場に寄り添い続けたからこそ引き出せたその伝説的なカメラワークは、映像の歴史や記録において間違いなくかけがえのない価値を持っています。
長年、ファインダー越しに新体操のドラマを見つめ、選手たちの歴史を支えてこられたその情熱と卓越した技術に、心からの敬意を捧げます。
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