お世話になっている先生から、改めて、私が撮影した映像を“宝物となる映像”と言っていただいた。
また、「自分の子供の時の発表会の映像は、特別な宝物です。」とおっしゃってる。
だからこそ、最高の映像を撮ってあげるべきだ。
ただ、ビデオ業者の都合で、カメラマンにより上手い下手を感じさせないようマニュアルどおりに撮影させ、平均化してもお客様の為にはならない。
私のような個人で営業している者にとって、大手に比べて不利なことは多い。
しかし、仕事を請けた以上、カメラマンは私であり、編集も私だ。プロとして持てる力を十分発揮し、
妥協なき撮影をさせていただいているので、このようなお言葉をいただいたと思う。
【日本の競争力と働き方】
私は映像カメラマンであり社内に目標とする先輩はいましたが、テレビ局に出向している時期に、多くの素晴らしいカメラマンの背中を見て育ちました。
しかし、今日の舞台撮影業界では、誰が撮影しても同じになるようなマニュアル通りの撮影なので感動が薄れてしまっている。
それでは、世界に通用するカメラマンは育たないし、ある意味、誰よりも上手くなりたいと競わせる働き方が大事だと思う。
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