現在、お世話になっている雅楽会様は、今年で14年目になりますが、一般的な映像表現とは、寄りがあり引きがある映像で構成されます。そんな中、小規模な雅楽演奏会では、プロに依頼していないのか舞台幅サイズの固定映像が多いようです。雅楽に関わらず演奏会は、音がメインで映像は付録というお考えなのでしょうか?
しかし、雅楽には管絃だけでなく舞楽もありますね。それならば、日本舞踊と同じで舞人をルーズ全身サイズで撮りたいものです。もちろん、舞人・打ち物・管方で構成されており、舞人が登場する前や退場した場合は、打ち物・管方に寄りたいものです。そこで、雅楽会の皆様とも親しくなり、本音の映像表現をお聞きすると、やはり全身サイズより寄って欲しくないそうです。
また、4人舞でも、「常に4人を映して欲しい」とも言われました。
そう考えると宮内庁の雅楽映像が、全てではないが寄りが多すぎるように思う。
そして、真の雅楽映像アーカイブとして考えると、当方の撮影手法こそ歓迎される映像表現だと確信いたしました。
今後も雅楽の撮影に携わりたいと思っております。
【YouTubeの為の雅楽のソロ演奏】
昔、ニューヨークのブルックリン橋のたもとで、龍笛のソロ演奏(イメージ映像)を撮影したことがあります。
今でも忘れられない良い思い出であり、夕陽バックでシルエット奏者の背景は、もちろん摩天楼のマンハッタンです。
そんな美しい風景の中で演奏するのも最高の思い出となりますね。
ちなみに、このアングルから撮影した日本人のENGカメラマンは、私で何人目だろうと感傷に浸りました。
【GAGAKU U.S.A TOUR】
First Stage : PRINCETON UNIVERSITY
Second Stage : COLUMBIA UNIVERSITY
Third Stage : VIRGINIA COMMONWEALTH UNIVERSITY
Last Stage : SMITHSONIAN NATIONAL MUSEUM
トガジン/togajin@gmail.com
0 件のコメント:
コメントを投稿